2023 12月5日 近江町市場

近江町市場

今日、久しぶりに近江町市場に行ってきました。この写真は清という私の一番のオススメの店にあった加能(かのう)ガニはズワイガニの雄(オス)です。茹でた後で1.1Kgだそうです。

香箱(こうばこ)ガニはズワイガニの雌(メス)です。


この店で私はズワイガニについて勉強させて頂きました。

10年位前、金沢に新幹線がくる前までは時々、このサイズのズワイガニ(1Kg)でも3~5千円で買うことができました。なので1シーズンに5~6回、買うことできました。 最近は買うことができません。

金沢では雄のズワイガニを加能ガニ(かのうガニ)といいます。石川県の加賀地方と能登地方の加と能を取ってかのうガニ(加能ガニ)と名前がつけられました。平成18年からだそうです。まだ17~18年しか経っていません。

知名度は越前ガニのほうがあると思います。金沢ではそれまでは単にズワイガニと呼んでいました。ブランド力を上げる為に越前ガニに対抗して加能ガニと名付けたようです。

雌のこうばこ(香箱)はずーっと昔からそう呼ばれていました。
茹でた時の香りと内子(うちこ)の香りが他の物では表現できないほどいい香りがします。
香箱ガニの内子は絶品です。

日本海側で採れるズワイガニはオホーツク海やカナダ産のものとはチョット種類が違います。先ず胴体に対しての足の長さが違います。プロは一目でわかります。私も沢山、見て、食べて、分かるようになりました。

価格は越前ガニと差はありません。両方とも日本で一番高いです。そして、一番美味いです。
そして、1杯毎に味が違います。(カニは1ぱい、2はいとかぞえます)食べ比べすれば分かるようになります。

何故、日本海で採れるズワイガニが美味いのか。それはズワイガニが食べるエサに秘密があります。

日本海でも金沢沖、福井沖、間人沖、山陰沖、は別格です。何度も言いますが、この周辺で採れるズワイガニは味が違います。別格に美味いです。

清に本日あった鯛とヒラメです。鯛は1Kg位、ヒラメは1.6Kgぐらいでしょうか。私は魚を見ればおおよその重さが分かります。

近江町市場の中でも清の魚は他の店にあるものと品質が違います。値段はその分、高いです。でもその分以上に美味いです。食べ比べしたら、分かります。

↑写真3つは大口水産の高い値段の店の方の魚です。大口水産でも窓口によって、同じ魚でも値段が違います。それは産地、新鮮さ、などが関係しているようです。


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